自殺既遂者は、女性よりも男性の方が多いというのが現状です。
日本の場合、自殺既遂者の男女比は、約7対3といわれています。
これとは対照的に、自殺未遂者の場合では、男性より女性の方が多いようです。
自殺の具体的な手段でも男女差があり、男性の方が首を吊る致命的な自殺手段を選ぶ傾向が強いようです。
女性の場合も首を吊るという自殺手段が数としては多いのですが、入水や服薬といった、比較的救命の余地がある手段を選ぶ傾向があるようです。
この自殺手段を選ぶ傾向が、自殺既遂者の男女比に現れていると思われます。
なお、自殺既遂者を年齢層別にみると、1960年では、20歳代までの青少年の自殺者は全体の46%、30〜50歳代は30.5%、60歳以上は23.5%だったのが、中高年層の自殺者が年々増加し、2007年では、30〜50歳代で51.4%を占めており、60歳以上は34%と、高齢者の割合が3割以上を占めています。