自殺の実態 >
自殺防止に向けた家族の対応

自殺防止に向けた
家族の対応

自殺の恐れがある場合、本人が外出するときでも家にいるときでも、家族のうちで誰か1人は必ず本人に付き添うようにすべきです。

自殺の危険性が非常に高いと判断される場合は、片時も本人から目を離してはなりません。

ただ、家族だけの対処には限界もあり、家族の精神的・肉体的負担も大きくなることから、主治医と相談して、本人に入院をすすめることも重要な一つの選択肢となります。

入院すれば完全に自殺を防ぐことができるわけではありませんが、単なる監視だけでなく、抗うつ薬の点滴や、無けいれん電撃療法などを必要に応じて実施できることや、医師や看護師との話し合いの中で自殺念慮が薄まることも期待できるからです。

ちなみに、無けいれん電撃療法とは、全身麻酔をかけ筋弛緩薬を投与して頭部へ電気刺激を加える方法で、自殺の危険が高く、抗うつ薬の効果が現れるまで待てない場合に有効とされています。

入院のメリットとしては他に、現実の生活から距離を置くことができ、本人の気持ちも切り替えやすくなるという点もあげられます。



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